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日本の春
バレンタインが終わって(正確にはまだですが)、
開放感いっぱいのトレプチデス。
昨日の夜はお風呂入って「ン~~!」ってのびました。
クリスマス、バレンタインなんかの行事や縛りのあるものづくりは、
長く仕事を続けるには、水面下の向上のためにも
必要なのかもだけど、一方でときどき息が苦しくなる。
縛りのプレッシャーに心がつぶれてしまわないように、
格闘しながら、その期間を過ごさないといけないんだもん。
好きなことを’のびのび自由な発想で、楽しんで’仕事にするのは
道半ばの人間にはもっとも困難で、その先の場所への憧れと
表裏一体の世界なんだろうとおもいます。
続けないと、行きたい場所にはたどりつけない。

自転車で買出しに、いろいろな春が見つかりました。
土の香りの新ゴボウ、柔らかな五月菜のフリル、
締まった橙の皮の色や苦味、ミモザの黄色と緑、
モグラの苺の甘さと紅白ピンクの梅の花びら、
しみ込む清見オレンジの果汁!
自転車の車輪はゆっくりの速度で回りながら、
わたしの頭の中は何倍速も廻って、お菓子までつながっていきます。
店に並べて売るまではさらに百倍速。
早回しって、楽しいのとたいへんなのと、二とおりです、、、。

小金井公園の梅園はだいぶ咲きそろい、
いい香りがふんわりしてます。
眺める人たちが、かわいく咲く花を鼻先にくっつけては
香りを確かめる様子に、春だとおもう。
梅の枝ぶりと幹の色肌を眺めていたら
新しいお菓子の組み合わせが浮かびました。
ふむふむ、なかなかよさそうです。試してみます。
梅の間から、春一番が吹きだしそうな音が聴こえ始めたから
小屋に戻ろうとおもいました。
トレプチ小屋はこの春も、いつもどおりです。
by trespetits | 2009-02-13 17:24 | お菓子のこと
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